ペットクリニック大橋 院長のブログ

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箱根にいくこと

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箱根に行くのが好きです。
森の力が、日帰りでも充分にリフレッシュさせてくれます。

箱根の魅力は様々あると思いますが、僕にとっては静かなこと。
静かだから、いろいろなことが聞こえてきます。


最近よい仕事をするために、意識して「自分を保つ」ことを考えています。
(あ、別に僕もう壊れちゃいそうとかではありませんので、ご安心を。)

精神面も、体力面も毎日の仕事の日だけでなく、休日も含めて整えないとなあ
と、思っているわけです。まあコンディションの調節ですね。

こんな当たり前のことですが、そのことをはっきり意識したのも
そのための方法がわかってきたのも最近のことです。

年とったなあ、とかではなく成熟だといいですね。
by petclinico | 2013-09-30 16:04 | その他

「夜と霧」、小さな希望、動物たち。

少し前にV・フランクルの「夜と霧」が注目されている
という話を聞きました。NHKのテレビでも取り上げられたようです。

ホロコーストという、人類史上に残る過酷な体験を綴ったあのような本が
どうして今の日本で取り上げられるのか、もちろん正確にはわかりませんが
「希望をみつけていく」ということなのでしょうか。


人類史の問題ではないけど、ずっと身近でささやかかもしれないけど
私たちに深刻な問題となるのは、大切にしている家庭の動物が比較的短期間で
命を終えるであろうことがわかった場合です。

その動物のお世話を続けていくことには、大きな悲しみが伴います。
悲しみには大きな力があっても、状況を変えることはできません。
希望も同じで、圧倒的な生命の成り立ちの前では、状況はかわりません。

しかし、動物たちはどんな状況でも淡々と生き続け
私たちに小さな希望を見つけさせてくれます。
その積み重なりは、私たちの大きな何かになってくれます。


読み返してないので、正確ではないかもしれませんが
「夜と霧」でフランクルが、ユダヤ人収容場の劣悪な宿舎からでて(帰る時だったかな)
強制労働に向かう時、空に光とともに奥さんの顔を思い浮かべ
活力を取り戻すシーンが印象に残っています。
再会はかなわなかった訳ですが。
by petclinico | 2013-09-28 16:31 | 緩和ケア

10/4日(金)臨時休診のおしらせ

以前、このブログでもおしらせしましたが
来週の金曜日、10/4日は臨時休診日とさせていただきます。

私が娘の学校行事に参加するために、お休みをいただきます。
個人の生活を充実させ、仕事にも反映できればと考えております。
ご迷惑をおかけするかもしれませんが、宜しくお願い致します。


補足です。
9月から診療が予約制になりましたが
たとえ診療予約が入っていなくても、皆さんに事前のお断りなく
勝手に休診にしたりはいたしません。(急病など緊急の場合は除きますが)
必ず院内での掲示の他、ホームページやこのブログでお知らせします。
ご来院前に確認いただけますと幸いです。
by petclinico | 2013-09-28 15:49 | ご来院の方への連絡

かつてと今の自分の教科書

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左の本、アメリカで出版されたものですが、
我々家庭動物獣医のバイブルといっていい本の一つだと思います。
20年前の出版ですが、第2版なので第1版はもっと前に書かれたのでしょう。
深みといい、哲学といいすばらしく、今の我々の診療の基礎を作ってくれた本です。
論理的な診断、科学的な診療とはどういうことかを教えられました。

右の本、今日届いた国内の先生によって書かれた本です。
いい本だなーと思いました。こういう診療の基本がしっかり網羅的に書かれた本が
国内で普通に執筆、出版されるようになったんだな、と。
自分に抜けていることがないか、我流になってないか
確認するのに、とても役に立つ本です。

この2冊、どちらも診療の基本について書かれているとはいえ
扱う内容は微妙に異なり、直接の比較はできません。
しかし、つい2冊を並べてみたくなりました。

かつての自分と今の自分を、教えてくれる2冊です。
by petclinico | 2013-09-27 22:12

藤沢〜大船間がアツい!?

当院、藤沢駅北口と大船駅西口を結ぶ道路沿いの中間
やや藤沢よりに立地しております。(詳しくはホームページのマップを)

まあ、駅前でもなく市の境界部ということで、暮らしやすい環境ではありますが
なんといいますか、やや華にかけるといいますか、やや地味目な地域であります。

「湘南」とか「KAMAKURA」みたいな、オーラとか特にない訳です。

しかししかし、最近なにやらアツいような気が。
といっても「湘南の太陽!」ではなく、じっとりサウナで汗ばむような
こんがり小麦色ではなく、後になって体に良いような。

巨大宇宙基地の様な研究所だけでなく、立派な病院もでき
あたらしいお家も増え、いい感じのお店も少しできているような気が。
線路際で貨物列車の写真を撮るオジさまだけでなく、元気な子供たちの姿が。

地元の皆様、アツくないですか? なんか、じっとり。
当院もこの流れでアツくいきたいです。
地域にアツく貢献したいです。

最後に宣伝。

大船から北鎌倉、鎌倉駅西口から西鎌倉、片瀬山から鵠沼にお住まいの皆様
当院は今申し上げた地域に囲まれた真ん中あたり、
いまアツい村岡地区にございます。交通のアクセスはとてもよいです。
ご来院、アツくお待ちしております。
by petclinico | 2013-09-25 21:30 | その他

「ペット用おやつ」にご用心

犬や猫の飼主さんに食べさせている物についてうかがうと
「ペットフード以外、絶対に与えていません!」
とお答えいただくことがあります。

きっと健康を気遣い、ペットフード以外の食物は健康を損なう
という風にお考えのことと思います。
またケジメを付ける「しつけ」の側面もあるのでしょう。

私自身は病気や体質面が理由で、厳密な食事管理が必要な場合をのぞき
多少フード以外のペット用ではない食べ物を与えても、構わないと考えています。

もちろん、高脂肪の物、塩分の強い物、
ネギ類やチョコレートなど有害な物などはダメです。
また常識の範囲で量に注意し、動物たちにはマナーを守ってもらう必要があります。

むしろご注意いただきたいのは「ペット用おやつ」です。
たしかに安全性や栄養に配慮した、高品質の商品もあると思いますが
スーパーやドラックストアで販売される物の中には
安価で、保存性がよく、嗜好性が高い(食いつきがよい)ことのみに
フォーカスした商品も多いように思います。
「ペット用」だから安全で体に良い、というわけではないのです。

ペットフードメーカーの影響力が強い中で、
動物たちにとって、本当に良い食生活とはどういうものか
皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
お気軽にご相談ください。

おまけ)おやつを控えてるのに、過体重ぎみでなかなか痩せないなぁ
    とお悩みの飼主さんもいらっしゃると思います。
    ドライフードを与えている場合、
    ほんの一目盛り、いつもより少なくして続けてみてください。
    ドライフードって、とても高カロリーなんですよー。
by petclinico | 2013-09-21 16:13 | 家庭動物の栄養を考える

往診にいくには、軽快なアシが必要です。

最近、またバイクもいいなぁ、などと考えています。
125ccくらいのコンパクトな物で、藤沢から鎌倉のエリアをスイスイと。
いいじゃないですか。

欲しいなー、バイク。
おっと、仕事の話を。


これまた最近、往診を見直しています。これから再び大切になってくるだろうと。

昔から獣医の仕事の形として、家畜はもちろん
家庭動物の診療現場でも往診は広く行われてきましたが
ここ20年ほど、街の動物病院の発展とともに減ってきていると思います。
診療の「高度化」とともに、「効率」が悪いということも理由だと思います。

しかしこれからは、お年寄りなど動物病院に足を運びづらい方や
通院がストレスになってしまう動物のために、やはり大切だと思うのです。

往診のためには軽快なアシが必要ですよね?


いやー、やっぱりバイク必要かなぁ。
かっこいいの。
by petclinico | 2013-09-18 21:59 | その他

「モーターサイクル・ダイアリーズ」は河を渡ったか?

革命家チェ・ゲバラの、若き日の南米大陸縦断の旅を描いた
映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」のことを思い出していました。

理想を秘めた若者の、無鉄砲な旅のラストシーンは
喘息持ちのゲバラが、ハンセン病患者が不当に隔離されている島(対岸?)
にむかって、河を泳ぎきって渡るシーンだったと記憶しています。

大学生の頃、僕もバイクで日本中を旅しましたが
何か河は渡っただろうかと考えます。

ゲバラは39歳で処刑される際、自分に銃口を向け躊躇する若い兵士に
しっかり狙え、それが君の仕事だろうと言った、と聞いたことが。
正確じゃないかもしれないけど、かっこよすぎるな。
by petclinico | 2013-09-17 21:01 | その他

「だれ」に「なに」を伝えたいのか?

このブログは私個人が、独断にもとづいていろいろ書いているわけですが
ブログをはじめてから、結構長い間フラフラしていたのが
「だれ」にむかって、「なに」を書くのかでした。

しかし、この2ヶ月ほど集中して書いてきて、やっと定まってきました。

私が「皆様」「皆さん」と呼びかけているのは当院に通院中の方々と
当院に関心をもってくださっている方々。

その皆様に、当院のこと、獣医としての私自身のことを知っていただくために
文章を書く。あたりまえのようですが、はっきりしました。

単に日々の出来事や、動物の病気について書き綴るのではなく
それにクリニックとして、個人の獣医としてどう向き合うのか
個人的な関心のみではなく、それが診療にどう反映されるか
お伝えできればと思います。

個別の病気や診療についての質問等には難しいですが
当院についてや、私個人の考えや診療姿勢についてのご質問には
お答えできると思いますので、皆様もお気軽にコメントいただければ幸いです。

カテゴリー分けやリンク等も活用して、より読みやすくしていきますので
今後ともよろしくお願いいたします。
by petclinico | 2013-09-13 23:12 | このブログについて

皮フの役割

皆さん皮フをただの構造物のように思っていませんか。

皮フは生きた「臓器」で様々な役割があります。
異物や病原体から体を守り、体温を調節し
免疫にも関与します。

私が改めて面白いなと思うのは
皮膚が動物や私たちを、形作っているということです。(当たり前のようですが。)

もちろん骨や筋肉も体を形成するのに役立っていますが
皮膚は「私」や「彼、彼女」と「世界」を分けている
皮膚があるから私は「私」でいられる。
せめぎ合いの場なのだから、病気も多いですよね。

皮フよ、ありがとう。
(すいません、ちょっと疲れ気味です)
by petclinico | 2013-09-11 22:41 | 動物の皮膚病