ペットクリニック大橋 院長のブログ

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美しいことだと思う

本日も多くの方が定期来院(ウエルネスビジット)のためにいらっしゃいました。

そう病気でも、怪我でもなく訪れてくださったわけです。
私は皆さんから日常の様子を伺い、動物の体をチェックし
お手入れをして、必要な予防薬を差し上げました。

皆様の信頼に応えるためにも、過剰なことはしません。
動物たちのために本当に必要なことを考え、行います。

ご来院いただき、ありがとうございます。
by petclinico | 2013-11-30 23:50 | ウェルネスビジット | Comments(0)

複雑なことをシンプルに、グレーはグレーのままで。

動物の体はとても複雑です。ましてや病気となったら、より複雑なことに。
しかし診断、治療について考える時は、できるだけシンプルにすることを心がけています。

複雑なことを複雑なままではいつまでも霧の中、
シンプルなことを複雑にしてしまっては、もっと悪い。

しかしグレーをグレーのまま受け入れることもまた必要で、
それは時に複雑な事態を、シンプルに受け止めることにも役立つのではないかと。

そういえば持ってる服、グレー多いな。
by petclinico | 2013-11-26 18:54 | その他 | Comments(0)

ガン治療の目的

このブログでは、具体的に特定の病気の治療について
言及することを避けています。

どのように慎重に記載したとしても、誤解を招く可能性はあり
現在治療に取り組まれている飼主さんや、診療関係者の皆様に
混乱を起こさせてはならないと思うからです。

しかしとても大切なことだと思うので、当院がガン動物の治療に取り組む場合に
大切にしていることについて、お知らせします。

それは治療を始める前に、
ガンを根本的に治す(完治させる)ための治療なのか
ガンと共により良く生きて行くための治療なのか(たとえ限られた期間であったとしても)
どちらなのか、治療の目的をはっきりとさだめて、皆様と共有するということです。

簡単なことのように思われるかもしれませんが、大変重要で
また、ある意味難しいことでもあります。

いうなればこの「基本方針」を定めるためには
正確な状況の把握、ガンに対する最新の情報、皆様の意思が必要だからです。

しかしこれを避けては、納得できるガン治療はできません。
途中で変わっても良いのです。生命を相手に人間がすることです。迷うこともあります。
その時点、その時点で確認しながら、治療に携わるすべての人々が
共通の認識、共通の希望を持つことが大切です。
by petclinico | 2013-11-22 21:35 | 動物のガンの話 | Comments(0)

うさぎスマッシュ

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東京都現代美術館(MOT)で開催中の「うさぎスマッシュ展 世界に触れる方法(デザイン)」に
家族で出かけました。

批評的デザイン、問題提起のためのデザインの展覧会ということで、
「私たちをワンダーランドに誘い、常識的な見方や固定観念に
一打(スマッシュ)を与える物の象徴」である、うさぎに導かれて
不思議の国に迷い込んできました。
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強く印象に残った展示が2つ。

ひとつはマイケル・リーというシンガポールの作家の
「住居」シリーズ。
アンネ・フランクの家やウィキリークスの本部、ニュージャージー州刑務所などの
平面図を余計な部分をそぎ落として、シンプルに描いた物です。
人の存在の小ささ、孤独など感じさせ、しかしなぜか美しかった。
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もう一つはコーエン&バーレンというロンドンの作家の
《ライフ・サポート》。
羊やハウンド犬などの、人に役割を与えられた動物たちが
その本来の使命を果たせなくなった後、人の重病患者の機能を補うために
活用され、共につながれて生きていく、というアイデアを
その様子の写真や器具の作成によってデザインしたもの。
なんともショッキングで、シュールで、どこかユーモラスでもある不思議な展示でした。
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と、まあくらくらする???の連続で
正直なんだこれ、よくわかんないなというもの多かった訳ですが
自分が暮らす世界、自分のすぐ横には全く違う世界が、
ぽっかり口を開けてるのかもしれないな
うちには猫しかいないけどな、などと考えていました。

展覧会アドバイザーであるデザイナーの佐藤卓さんが、カタログに寄せた文章
「人の営みにとってこれからのために今何をしておけばいいのだろうか、という発想」
「そこにはデザインもアートもないわけで、すべてがつながっている。深いところにながれている水はすべてつながっている、というイメージ」
「人によっては、ひょっとしたら文学かもしれないし、医学かもしれないし、経済学かもしれない」
という言葉。

僕にとっては日々の診療とそのための勉強が、深い流れにつながるためのデザインなのだな
などと思ってみたりします。
by petclinico | 2013-11-19 21:57 | その他 | Comments(0)

ドライヤーの使用にはご注意を

特にワンちゃんだと、お家でシャンプーするケースもあるかとおもいます。

その際、皮膚にあった安全なシャンプーを使っていただくとして
ご注意いただきたいのが、ドライヤーの熱です。

ワンちゃんの地肌は人よりも弱く、熱で簡単に傷んでしまいます。
また目も同様に熱に弱いので注意が必要です。

犬種や被毛の長さによっては、タオルドライで充分なケースもあります。
また毛玉や皮膚病に注意して、7割程度の乾燥で良い場合もあるとおもいます。
それでワンちゃんが風邪をひくことはありません。

適切なスキンケアは個体によって異なります。
一度、動物病院に相談してみてください。
by petclinico | 2013-11-16 23:39 | その他 | Comments(0)

子供がわからないなら分かるまで何度でも繰り返し話すのが愛情だ

テレビドラマの言葉です。
恋愛、親子関係、復讐、孤独などいろいろなテーマが絡んだ面白いドラマでしたが、
子供への暴力を絶対的に否定するなかで、語られました。

当たり前のことのようですが、常に守るのは難しい。
もちろん叩いたりするわけではありませんが
「どうして、わからないんだ!」と、つい大きな声をだしてしまっては
落ち込みます。
今日もちょっとね。

さすがに動物たちやご来院の皆様に、大きな声を出したりはしませんが
我が子となると。。。
それに大きな声を出さないにしても、愛情をもって何度でも繰り返すことができているか。

考えさせられます。
まあドラマは、竹内結子ちゃんかわいいなー
なんていいながら見てたんですけどね。
by petclinico | 2013-11-14 22:48 | その他 | Comments(0)

テクノロジー、サイエンス、フィロソフィー。

哲学者、鷲田清一さんのエッセイ集を読んでいたら
テクノロジーにはサイエンスが必要で
サイエンスにはフィロソフィーが必要だというようなことが書いてあって
うーんと、考えてしまいました。

フィロソフィーを哲学と単純に訳していいものかどうか、
あるいは、そんなの当然じゃん、という人もいるかもしれませんが
わが動物病院業界にはとても重く響く言葉だとおもいます。

サイエンスなきテクノロジーがあふれていないか
フィロソフィーなきサイエンスには陥っていないか
自戒を込めて、問い続けていきたいです。
by petclinico | 2013-11-11 20:50 | その他 | Comments(0)

迷子犬を保護したら関係機関に通報を

今日迷子犬を保護したましたが、すぐに飼い主さんが迎えにいらっしゃいました。
とても大切にしているワンちゃんだったようで、とてもホッとされた様子でした。

どうしてすぐに見つかったのか。
それは私達も保護したことをすぐに保健所と警察署に連絡したし
飼い主さんもすぐに問い合わせてくれたからです。

当たり前のように思われるかもしれません。
しかしこれがとても重要なポイントなのです。

地域差もあるかもしれませんが、私の経験では保健所などの担当行政施設や
地域の警察署は迷子犬の保護に関してとても親切、丁寧に対応してくれます。
夜間や週末もおそらく受け付けてくれます。

私達も自分たちにできることをして、押し付けるのではなく
関係機関に協力を依頼する。

我々動物病院も徹底することが重要です。
皆様も、迷子犬を保護したら、関係機関に通報の上
動物病院にご相談ください。

本日夜間にもかかわらず快く対応していただいた保健所、警察職員の方々
本当にありがとうございました。我々もワンちゃんも幸せだと思います。
by petclinico | 2013-11-08 21:58 | その他 | Comments(0)

縫うのは得意なんです

いきなり、自分で言うのもなんですが、
手術で縫合するのは、得意な方だと思います。

しかし手術はもちろん縫合だけでなく
麻酔に始まり、様々な機材の使用や人員、特殊な手技や
集中的な術後管理を必要とすることも、多くあります。

そこで当院では自分たちで行う手術と、専門施設に依頼するものをはっきり区別し
当院で行う手術の精度を高める方針をとっています。

避妊去勢手術や皮膚、胃腸、泌尿器の手術などは積極的に取り組んで
縫合の技術を生かして、より良い手術を行っていきたいです。

そうすれば家庭動物が一般的に必要とする手術の
大半をカバーすることができ、街の動物病院としての役目を果たせると思います。

スモールクリニックだからこその、ていねいな手術をしていきたい。
きれいに縫っていきたいと思います。
by petclinico | 2013-11-06 18:41 | その他 | Comments(0)

段差

当院駐車場に車道からアプローチする際の段差を
スロープをおくことで解消しました。格段に駐車場しやすくなりました。

今まで、ご不便をおかけしたままで失礼いたしました。

以前から段差のせいで、やや駐車しにくいことはわかっていました。
しかしいろいろと理由をつけて、改善しないままになっていた。
これは怠慢だったと反省しています。

このような「段差」を一つ一つ、クリアして行くこと。
それが求められていることだとキモに銘じます。

コンパクトでパーソナルな、スモールクリニックを目指して。
by petclinico | 2013-11-05 23:08 | その他 | Comments(0)