がん学会誌

 所属している日本獣医がん学会。昨年まで研究会として十数年の活動期間があり、昨年より学会に移行したので、新たに第一号の学会誌が送られて来た。
 
 今までもたくさんの人の努力により様々な情報を発信していただいていたが、さらにアカデミックに高度になったことを実感。
 
 この学会(研究会)に入会したのは十年前。それから2年間程勉強して二種認定医資格(基礎編:上級の一種資格が別にありますが未取得。)をいただいものの、最近では獣医皮膚科学会など他分野により興味の中心を移していた。(開業するとやはり皮膚の病気が多いのです。)
 
 しかし家庭動物のガンが大きな問題であることは間違いないので、さらなる情報収集が重要。

 
 若かりし学生のとき、実習でお世話になった院長先生(とても立派な方でした。勤務しなかったけど)に「やっぱりガンとアトピーへの取り組み方が重要だと思うけど〜、どうしてますかぁ〜。」などと、超大胆かつあたりまえの発言をした暗い過去がありますが、内容自体は間違ってはいないと今でも思うのです。
 
 
 最近、特に関心をもつ家庭動物のガンの緩和ケア(残念ながらガンが治らないとして、いかによく生きてもらうか)や免疫の問題(アトピーの治療から、日々の生活まで)なども含めて、もっと勉強しなくては。


by petclinico | 2010-02-09 09:29 | その他

湘南藤沢・鎌倉地域で診療している動物病院、ペットクリニック大橋の院長ブログです。“より良く、より長く”どうぶつ達と皆様の“暮らしの健康”を守るお手伝いをいたします。


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